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FP技能検定はマネーリテラシー向上に役立つ

お金のこと、どれくらい知っていますか?

お金が全てとは言いませんが、何をするにしてもお金の問題はついて回ります。お金を増やそうということになると、給料を増やすために仕事を頑張る、節約を頑張る、などがまずは思いつきますが、税金など、お金に関する制度を理解しておくことも大切です。

ただ、税金や制度について学校でそんなに学ぶわけでもないですし、自信を持って知っていると言える人は多くないのではないでしょうか。とはいえ、知らなければ大きく損をしてしまうこともあります。求められる税金はしっかり取られますが、一般国民に有利な制度は自分から取りに行かないと損をしたままになります。

でもどうやって勉強したらいいの?

税金や補助に関する制度は隠されているわけではなく、しっかりと公開されています。しかし、複雑かつ量も多く、解説も小難しいものになってきます。

実際に活用する際は士業の方々に頼る、というケースも多いとは思いますが、概要くらいは自分でも知っておいたほうが良いでしょう。

そういった目的に都合が良いのが、ファイナンシャル・プランニング技能検定、いわゆるFP技能検定の勉強です。この試験は日本のお金に関するアレコレを問うものになっており、3級から1級まであります。

FP試験はいくらか区分がありますが、最も簡単なFP3級のうち、日本FP協会が取り扱っている「資産設計提案業務」の区分については、合格率がおよそ8~9割と非常に高い試験になっています。マークシート式(2,3択)で、合格ラインは正答率6割とかなり緩い試験です。

資格の受験はしなくても、FP3級の内容は日本のお金に関する制度を一通りさらえるものになっているので、何かしらの教材を一度目を通しておくのはかなり有益だと思っています。

FPの試験について

FP技能検定に合格すると認定されるFP技能士は実は国家資格です。ただ、この資格がないとできない仕事というものはなく、いわゆる名称独占資格にあたります。
実はファイナンシャルプランナーと名乗ることは誰でもできます。ただし、○級ファイナンシャル・プランニング技能士と名乗るのはちゃんと試験に合格した人である必要があります。

FPの試験は日本FP協会と金融財政事情研究会(金財)の二つの機関が行っています。どちらも同等の効力がありますが、試験区分が微妙に異なります。
日本FP協会は「資産設計提案業務」という区分、金財はその他の区分を担当しています。何を受ければ良いか、という話になりますが、特にお金に関する仕事に関わる人でなければ、資産設計提案業務か、個人資産相談業務がおすすめと言われています。

なお、資産設計提案業務の合格率が際立って高いですが、これは難易度の問題というよりは受験層の問題のようです。

資格受験自体は結構趣味の範疇だと思っていて、保険を売る人などを除いたら何か就職や仕事に役に立つものではないと考えています。特にFP3級は合格率も非常に高く、学習できる人アピールとしてもあまり役立ちません。業務独占資格でもないですしね。

おすすめ学習コンテンツ

下記の動画が学習の助けになりました。大体10分の動画が69本と結構ボリューミーですが、相応の価値はあると思うので一通り見ると良いでしょう。遅いと思ったら速度調整しましょう。

動画内で演習問題も用意してくれているので、効果的に学習できます。多少古い情報もありますが、コメント欄で〜は延長された、などの指摘があったりするのでチラッと見ておくと良いでしょう。

www.youtube.com

一通り頭に入れたらあとは演習ですが、FP3級ドットコムが便利です。基本情報技術者など、IPA試験を受ける人にはおなじみのシリーズのサイトですね。

fp3-siken.com

直近の試験が9月にあるので、それに向けてしっかり準備していきます。終わったら2級も挑戦したいところです(簿記のようにCBT化してほしい...)。

合格ラインは6割なので、最低限の準備をしておけばそこまで難しくはないと思っています。